実生のキンカンを育ててみる その3 芽が出たり出なかったり
実生のキンカンを育てよう、という話です。
前回「実生の金柑を育てよう その2 タネをまいた」からの続きになります。
またキンカンやサクラ等の園芸関連の記事を「園芸関連のまとめ(サクラの挿し木やキンカンの実生など)」にまとめています。
メインは芽が出なかった
色々と手を入れた方は連休に入っても全く芽の出る気配がありません。なので失敗としたいと思います。
多分ですが、今回は
- 食べた後に水洗いして乾燥させた
- もう一度洗って乾燥させた
- メネデールに一晩付けた後換装させた
とあまりに原因は乾燥させすぎた事が原因だろうと思っています。メネデールにつけた後、そのまま播いてしまえば良かったのかもしれません。
タネによって撒き方が色々あるのですが、キンカンは換装させすぎると駄目な様です。
サブは芽が出た
実は今回、メインとは別に以前成功した方法でもタネをまいています。
播いたタネすべてが発芽するのは難しい様で、20粒播いて4つの発芽を確認しています。
それらの中で一番育っているのは現在こんな感じです。
使ったのは卵パック
これはスーパーで売っている卵パックを使っています。
底になる部分に穴を開け、一般的な培養土を詰めた所に水洗いしたタネを1粒ずつ播いています。
以前この方法で20粒播いて9つ発芽し、順調に育っています。あえて今回違う方法を試したのですが、やはりこの卵パックを使う方法が一番成功率が高い様です。
またメインの方法とは異なり、こちらの種は一度水洗いしていますがほとんど乾燥させていません。
そういった点からもメインは乾燥させすぎた事が原因だろう、と考えています。
おわりに
予想通り、4月頃にまいたタネが連休頃に発芽しました。
ちょうどこの連休の頃は若葉は育つし、切った木からもどんどん新芽も出てくるしと植物が一番成長する時期なのかもしれません。
これからは卵パックで発芽した物をメインとし、ある程度の大きさに育ったら鉢に植え替える事になります。
大きさの目安は本葉が数枚出てきたら、と言う位でしょうか。
まぁまたしばらくかかるのでのんびりと進めたいと思います。
「実生のキンカンを育ててみる その4 鉢に植え替え&ユスラウメの実」につづきます。