Windows10のhomeをリモートデスクトップのホストにする方法

2015年12月31日Windows関連,パソコン関連Windows,Windows10,パソコン,リモートデスクトップ

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バージョン1903でも使えました

RDPwrapを使ってWindows10 home(バージョン1903)をリモートデスクトップのホストにする方法」で方法をまとめています。

注意( 2019/6/5追記 )

マイクロソフト側で対策を取られ、2017年1月以降のアップデートで必要ファイルの「termsvr.dll」が更新された事が原因の様です。

その為、最新のメディアから新たにセットアップしたWindows10 home(バージョン1903)では上手くいきませんでした。

対策は「旧バージョンのtermsvr.dllに差し替え、RDPwrap.iniを編集する」方法になります。

ただこの方法はアップデートの度に対策が取られている様で、完全にいたちごっこの様相を呈しています。

さらに旧バージョンのtermsvr.dllはwindows.oldにしかない為、新規セットアップしたパソコンだとまともな対策が取れません。(一応ダウンロードできる所もありますが、安全性が不明なので検討しません。)

WIndows Updateの都度termsrv.dllを差し替えたりiniファイルを修正するのも中々面倒ですし、Homeの場合はいつWindows Updateが実行されるか分からない問題もあります。

そう考えるとWindows Updateの制御が(多少なりとも)出来る事や、ローカルセキュリティポリシーの有無を考えるとProにする方が良さそうかな、と考えています。

後日対策方法をまとめようとは思いますが、 対策方法意外にも代替の方法も検討する予定です。

ここより下は初稿時の情報で2015年時点のものになります。


仕事柄、複数台や遠方地のPC操作等で遠隔操作する場面がかなり多いです。

VNCやTeamViewerを使った遠隔操作は日常的に行っていますが、その中でもリモートデスクトップが一番速度も動作も安定していると感じます。

Windows同士ならリモートデスクトップが一番便利ですし、個人的には「遠隔操作=リモートデスクトップ」という印象を持っています。

そんなリモートデスクトップですが、Windowsの一番安いHOMEエディションだとホスト(=接続される側)になれません。

なので背に腹は代えられないので仕方なくHOMEからPorfessionalにアップデートした事がありますがやはり高いです。

そこで今回はWindows10 homeをリモートデスクトップのホストにする方法をまとめます。

Homeにリモートデスクトップでつなぎたい

こちらのアプリをインストールすれば使える様になります。

RDP Wrapper Library v1.6.2
https://github.com/stascorp/rdpwrap/releases

実際インストールしてみたら大した問題もなくリモートデスクトップで接続できました。

このアプリのバージョンが1.6に上がったからか、管理画面が変わっていて設定にちょっとだけ悩みました。

でも設定する項目自体は変わらないので、深読みせず文言通りそのまま設定してやれば大丈夫。

参考にしたのはこちら。世の中、皆同じ事を思うものなんですね。

(2018/2/8追記: 調べた当時、記事ではWindows8.1の内容でしたが後日Windows10について触れる更新がされています。 )

おわりに

このおかげで今後はHOMEがプリインストールされているPCでも問題ないと思える様になりました。

でもローカルセキュリティポリシー等を細かい設定が出来ないので、自分用に買うのはProfessional一択ですけど。

しかしWindows10の情報ダダ漏れを考えると、どうしたものか悩ましいですが。

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