キッズケータイ 富士通 F-03J レビュー 設定編
先日購入したキッズケータイのF-03J、やけに気に入ったので深掘りする事にしました。
OSについて
早々ですが、OSはAndroidでした。なのでケータイと同じ様な物と考えて良さそうです。FOMA SIMそのまま指して使えましたのでありがたい機種だと思います。ただ私はnano SIMに変更しているから使えているのかもしれません。
利用モードについて
F-03Jは利用モードの切り替えが出来ます。「こども」と「大人」に切り替え可能で切り替えると
- こども:表示は主にひらがな(漢字変換可)、定型文はこども向けの物を使用
- 大人:表示は主に漢字、定型文は大人向けの物を使用
と言う違いになります。
それ以外の機能的な違いは特にない(と言うか見つけられてない?)ので、モードは「大人」で使っています。ただひらがなの方が視認性良いので見え方によっては「こども」のままでいい気がします。
待ち受け画面の表示について
待ち受け画面と設定画面の表示は前述のモードとは別に「テーマ」で設定します。設定可能な項目は端末色である「イエロー」「ピンク」「ブルー」と「シンプル」の4つです。
「イエロー」「ピンク」「ブルー」はこども向けメニューで各色のデフォルトテーマになっています。壁紙もあり、アイコンも大きなデザインです。
「シンプル」は大人向けなのでしょう、壁紙無しでメニューも文字になります。またメニューがひらがななのはモードが「こども」な為で、「大人」だと漢字表記になります。
ちなみに時計の表示も設定でアナログ時計のみ、デジタル時計のみと併記の3通りから設定可能です。
文字入力について
デフォルトは50音表から十字キーで選択、決定キーで入力になります。
十字キー、決定キー共にクリック感がしっかりしているので操作感はかなり良いです。また「今から帰ります」「遅くなります」 と言った定型文機能があります。また定型文は設定で編集可能です。またデフォルトの定型文では大人向けは漢字交じり、子供向けはひらがなのみと別々に登録されています。
さらに入力候補も表示されるので「文字入力面倒くさそう」というのは完全な思い込みでした。
入力画面上ではキーボードを切り替える事は出来ませんが、設定でケータイのテンキー入力の様な入力方法に切り替え出来ます。
例えば「ね」と入力したい場合はまず十字キーでな行にカーソルを合わせます。つぎに決定キーを押すとフリック入力の様な表示に切り替わるので、「ね」の文字の方向に十字キーを押して入力、と言う流れです。ケータイの様に決定キーを連打してもな行なら「な」が連続で入るだけなのでご注意を。
文字入力は予測変換や変換結果の学習も行えるので当然関連する設定もあるのですが、キッズケータイらしい設定はこの「漢字設定」ではなかろうかと思います。ひらがなのみ、小学校で習う漢字まで使う、一杯的な漢字まで使う、と言った設定も可能です。
標準漢字に設定しており、無理にひらがなで表示している様な箇所は特別に感じられませんでした。
防犯ブザー等の設定
ホットモックがあれば試して買ってたんでしょうけどね。どこにもホットモック置いてないんですよねコレ。というかマニュアル見ればいいだけとも言われそうですが、防犯ブザーをオフにする設定が「安心セット」というメニュー階層にありました。
一番の懸念だったブザーはここでオフにする事が出来ます。また防犯ブザーが動作した時等に現在位置を通知するGPSの設定や電源オフ時の動作、Bluetoothの設定(後述)もここから設定可能です。
ただしこのメニュー階層に来るには端末の暗証番号を入力する必要があります。なので誰彼かまわず設定が変更できるわけではありません。その点はさすがキッズケータイとでもいいましょうか、しっかりしています。
またここで設定できる電源オフ時の動作ですが、この端末はデフォルトだと電源を切ってもGPSの位置情報を取得/送信し続ける設定になっています。完全にオフにするにはこのメニューから電源をオフにするか、設定を変える必要があります。この点もキッズケータイならではだと思いました。
おわりに
キッズケータイと言いながらもこの辺りの設定のお陰で大人でも十分に使える事が分かりました。もう少し大人向けと子供向けで広告分けた方が良いんじゃ無かろうか、と思えてくる位に大人でも使える機種になっています。
Bluetoothを使った機能がまだいくつかあるのでそれは次にまとめたいと思います。
ちなみに音声着信とSNS用として日常的に使って2週間ほど経ちますが、特に不満はありません。バッテリーも持つし、丈夫だし軽いしと便利に使っています。
「キッズケータイ 富士通 F-03J レビュー 外観編」と「キッズケータイ 富士通 F-03J レビュー スマートフォン連携編」もよろしければどうぞ。