ドコモとLINEモバイルとmineoで2年間の総額を計算してみた

2018年9月20日スマートフォン関連スマートフォン

新しいiPhone出るし、なんとなく変えたいしって事でドコモの料金シミュレーションをいじってみたんですよ。FOMAからの機種変でおいくら万円になるのかな、って。

ついでに安くなるよ、って話のMVNOのうち、今使っているmineoとLINEモバイルでも計算してみた。

そしたら大して変わらない事が判明、世の中うまく出来てるなぁって事をまとめてみた。

※すべて2018年9月現在の話です。

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ドコモでの2年間総額を計算してみた

Mydocomoでログインしててもいちいち条件聞いてくるのは面倒くさいけどね。

料金シミュレーション - NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/

条件は以下でやってみた。

  • iPhoneXS 64GBモデル(24回分割払い)
  • 下取りなし
  • 1回線
  • シンプルプラン
  • 15年利用の回線をFOMAから機種変更
  • プラチナの割引は月額値引きする
  • データは1GBまで

本当はポイントや買い方によってはもっと安くなるけど、とりあえずシミュレーション結果を元に2年(24ヶ月)使った場合を計算してみたい。

本体代含んだ月額で単純計算した場合はこんな感じ。

24ヶ月×7,214円=173,136円。

本体代を一括支払いすると月額4,298円になるので再度計算すると

24ヶ月×4,298円=103,152円。

本体は一括で7万位だから月額だけだとこんな感じになる。で、次はMVNOの場合を検討してみる。

LINEモバイルでの2年間総額を計算してみた

LINEモバイルで計算してみた。計算条件は以下。

のフリープラン(1GB)で計算し、本体の121,824円(税込)を足してみたらこうなった。

  • iPhoneXS 64GBモデル(MVNOはApple公式から121,824円(税込)で購入)
  • 下取りなし
  • 1回線
  • LINEフリープラン1GB(音声通話付)

本体代含めて計算した場合はこんな感じ。

24ヶ月×1,296円=31,104円+121,824円=152,928円。

本体代が無ければ2年間で31,104円だから圧倒的に安くなるけど、本体価格に差があるので結局は大差ない格好になった。

mineo(Dプラン)での2年間総額を計算してみた

今度はmineoのDプラン(3GB)で計算してみる。条件はこんな感じ。

  • iPhoneXS 64GBモデル(MVNOはApple公式から121,824円(税込)で購入)
  • 下取りなし
  • 1回線
  • Dプラン3GB(音声通話付)

本体代含めて計算した場合はこんな感じ。

24ヶ月×1,728円=41,472円 +121,824円=163,296円。

mineoも本体代が無ければ2年間で41,472円だからキャリアに比べると圧倒的に安い。でもやっぱり本体価格の差が大きいので、結局は大差がない。

2年間の総額を並べてみた

と言う事で、iPhoneXs 64GBというハイエンドのスマートフォン本体を新しく買う場合は

  • ドコモで 173,136円。 
  • LINEモバイルで152,928円。 
  • mineoで163,296円。  

となりキャリアもMVNOも大して金額が変わらないと言う結論に。

うん。高すぎる。本当に2年ローンでパソコンとか家電とかを買うのとほとんど変わらないな。

そして金額を冷静に眺めると、そもそもここまでの金額を出す必要あるのか?とも考えてしまう。大した事をするわけでも無いのに、旅行に行けるレベルの金額をかけてまでiPhoneの様なハイエンド端末を使う必然性を冷静に考える事になった。

お陰で「そのうち投げ売り始まるだろう」って事で結局検討中のままとなっている。

キャリアとMVNOを総額で選ぶ際の考え方

ちなみに今回はiPhoneの場合で、本体がそもそも高いし割引されない事が大きな原因になっている。だけどAndroidの場合は本体代がピンキリだったりすぐ割引されたりする事もあってちょっと考え方が異なってくる。

例えば新たに本体を手に入れる場合、

  1. キャリアで新規契約し、途中解約する
  2. 量販店やオークション等で購入する
  3. 中古端末を購入する

といった方法になるが、どの方法でも本体代や解約違約金等の費用が発生する。

そしてキャリアとMVNOの月額使用料の差額に使用する期間、例えば24ヶ月(2年)を書けると浮くはずの金額が分かる。

例えば今回の場合、ドコモとmineoで比べると

(4,298円- 1,728円  )×24ヶ月=61,680円

と2年間で約6万円分浮く事が分かる。

つまり6万円以下の機種ならMVNOが、6万円以上ならキャリアの方が安くなる事が分かる。

例えばXperia XZ2位を使う場合はキャリアとMVNOだと2年間の総額は大して変わらないし、ZenFone4 Maxを使うならMVNOが4万位安くなる、という結論になる。

ただ一気に出てく金額と毎月出ていく金額と性格が異なるし、通信速度やサポート体制等の違いもある。

そう言った違いもコストに入っている事を踏まえた上で、自分の好みに合うものを選ぶのがいいだろう。

格安でスマホを使う方法

ここまで計算して明確になったのは、(過去記事にもしたけど)月額を安くする方法は

「タダ(もしくはそれに近い金額)で手に入れた本体をMVNOを使う」

しか無い。 実際に計算してよく分かった。これ以外の方法はどうやっても大して安くならない。
本当によく出来てるよ。

そして今、メイン回線の契約プランはFOMAのプランSSにimode付けて1,000円位になっている。このまま使い続ける場合は

24ヶ月×1,000円=24,000円

となる。本体も昔に一括ゼロ円で手に入れたもので、金額だけなら積極的に変える理由がない。でもFOMAも終わりが見えているので、移行先を検討しておく必要はあるかな。

おわりに

なんか話がぶれてきたけど、

  • 新形のiPhoneを割安で使い続けたいならキャリアで2年毎に機種変する事
  • 新型のiPhoneをMVNOで使う場合は本体価格が高くても泣かない
  • 割安でスマホを使うには安価に手に入れた本体をMVNOで使う事

って話にまとめたい。

なんか書いてて思ったけど、貧乏人はiPhoneなんて高級品使うんじゃないよって事だな。

日本はキャリアの施策もあってこうなったけど、やっぱり本来こんな気軽に誰もが持てる機種じゃないんだろうなぁ。

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2018年9月20日スマートフォン関連スマートフォン

Posted by たーさん