Speed Wi-Fi NEXT W04 を分解してみた
最近W04ばかり触ってるので、物のついでと分解もしてみました。
楽天アンリミット回線のルーターを作りたくて「楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」回線で無制限のモバイルWi-Fiルーターを作ってみよう(W04とW03とGL06Pの話)」という記事を書き。
で、自分用にファームの履歴をまとめてみたら。
段々と「あ、分解しなきゃ」みたいな義務感に駆られまして。やってみたら予想よりも簡単に分解できたのでとりあえずまとめておきます。
使った道具について
分解するならトルクスドライバーの4型が必須です。すべてのネジがトルクスでした。
分解する時ってたまーにトルクスは使う事があるので、こういうセットになってる奴ひとつ持ってると結構便利だったりします。
そしてあると幸せになれるのがこじ開け器具。コレは時計用ですが刃が薄いので結構色々な所に使えます。
これはクレジットカードやギターのピックなど、薄くて差し込めてある程度強度のある物で代用している方が多いです。
ただそういうのはこじ開けた所を広げ続けておくために使いたいので、こじ開ける用には専用の道具があった方が捗ります。
またマイナスドライバーを使う事も多かったんですが、結構パーツを傷つけるしドライバー自体も曲がったりするので今ではやっていません。
外装をはずそう
まずは外装を外します。底面の黒い所はネジ止めされたカバーになっています。
外すにはSIMスロットにある白いシールを剥がし、隠されていたトルクスネジをとります。
このシールは上手く剥がせなかったので、このシールの有無で分解したかどうかをチェックするのかもしれません。
次に周囲をこじって爪を外します。外した状態の画像を参考に爪を外す様にしてください。
外装が外れるとバッテリーが見えますが、この時点ではまだ外せません。
ちなみにきっかけに出来る様な隙間はありませんでしたが比較的四隅がこじりやすかったです。
また細かく爪があるのである程度ラフにやっても折れませんでしたし、半分位外せたらカードなどで一気に外すことが出来ました。
中蓋をはずそう
次は中蓋です。中蓋からはバッテリーの配線があるのでその点に注意が必要です。
まず赤丸を付けた6箇所にあるネジをトルクスドライバーで外します。
今度も軽くこじって中蓋を浮かせるのですが、バッテリーが基盤に両面テープで固定されているので堅い場合があります。
その時は難しいかもしれませんが、負荷をかけて熱を加えれば粘着力が弱まります。
また一気に引き剥がそうとするとこんな感じで基盤に伸びている配線が傷つきますので、まず外したらバッテリーの配線を外して中蓋を外しましょう。
バッテリーの配線は赤丸の部分にコネクターをはめ込んでるだけなので、プラスチックや爪で上に引っぺがせば外れます。
基盤をはずそう
まず必要ないんですけどね。なんとなくやってしまいました。
まず赤丸部分のコネクターを外します。外し方はバッテリーと同じです。
この配線は液晶とデジタイザの配線です。両方のコネクターを外してください。コネクターを外したら上下を逆にするだけで基盤はすぐ取れます。
また両脇の黒いプラスチックパーツはどうもWi-Fiのアンテナっぽいです(未確認)。
それと殆どのチップがシールドされているので詳細が分かりませんが、ここまでしっかり基板が作られてるのを見ると技術力はかなり高いのでしょう。
分解完了後
分解しきるとこんな感じで、大きく4つのパーツに分けられます。
このうちバッテリーは手に入れられる様ですね。法律の絡みはさておき、交換すれば新品同様の動作時間になるのでしょうかね。
おわりに
スマートフォンやPCと違い、かなり簡単に分解できるデバイスでした。練習にはちょうどいいのかもしれません。
しかし交換できるパーツはバッテリー位ですし、スペック的にはW03かW05の方がいいところ多いです。なのでわざわざ分解してまでバッテリー交換するメリットは薄い感じはしますが。
まぁ安価なオモチャとして使い潰すのがいい気がしてます。
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