桜(ソメイヨシノ)を増やすのに挿し木をやってみた 経過その2

2019年9月6日園芸関連キンカン,サクラ,園芸,育成

前回「桜(ソメイヨシノ)を増やすのに挿し木をやってみた 経過その1」からの続きになります。

春先に指した桜が2つ程いまも育っているのですが、対照的な感じになってきたので時系列の写真を又並べてみたいと思います。

またキンカンやサクラ等の園芸関連の記事を「園芸関連のまとめ(サクラの挿し木やキンカンの実生など)」にまとめています。

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桜の挿し木の育成環境

前回全く触れてなかったので改めてまとめておきます。

赤玉土(中玉)だけを入れたビニールポットに指しました。このビニールポットはトレイに入れ屋内で育てています。場所は日中外光がほぼ一日中当たるすりガラスの窓際です。

温度管理や日差しの管理は特に行っておりませんが、真夏の直射日光にだけは当たらない様に注意していました。

一番注意していたのは水やりで、ここまでに失敗した挿し木が水のやり過ぎだった為です。水やりは表土が完全に乾いたタイミングにしています。

また水やり後はたれなくなってからトレイに戻しているものの、どうしても水が出ます。なので溜まらない様に定期的に位置を変えたり、角度を付けて水を逃がす様にしています。

挿し木の状態(6月23日以降の抜粋)

前回の記事は6月2日から6月23日までの3週間を1週間程度でまとめています。

桜の前に枯れかけた切り花のコデマリを挿し木しているのですが、12本作って6本成長したので結構気楽に考えていました。ですが最初20本指したのが2本まで減りましたので、やはり桜の挿し木は難しいですね。

その2本は今でも元気に育っています。画像は7月6日の物です。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 7月6日

この2本がこの状態のままいくのかと思った7月31日、片方にだけ新芽が生えてきました。葉の根元に元々新芽の様な物があったのですが、なぜかこのタイミングで育っています。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 7月31日

8月18日にはここまで育ちました。この写真でもわかりますが、新芽の生えてきた所の葉が徐々に枯れてきています。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 8月18日

8月24日に元々の葉は枯れ落ち、8月31日にはここまで育っています。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 8月31日

そして9月6日現在になりますが、今も大きく変わらず無事に育っている様です。そろそろ気温も下がってくるので、水やりが難しくなりそうな気がしています。

おまけのはなし

サクラ以外の草花も色々あったので、まとめてご紹介(というよりサクラだけだとネタがなさ過ぎて記事の量がたらんのよ)。

フウセンカズラも育ってる

桜以外も色々育っている様です。これは妻がいつの間にか植えていたフウセンカズラ。8月11日に咲いていました。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 フウセンカズラの花

花が咲いたら風船になり、タネが出来るそうです。鉢を見てたらもう風船も出来てました。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 フウセンカズラの風船

コレを見てたら祖母とほおづきで遊んだのを思い出しました。ほおづきもやってみるかなぁ。

知らぬ間に山椒が生えて育ってる

まったく知らぬ間に庭の片隅に山椒が育ってました。しかも2本も。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 山椒

このまま育ってくれればウナギの薬味に新芽を買わなくて済みますし、もし雌ならちりめん山椒も安価に作成可能になります(山椒は雌雄あり、雌株じゃないと実が付かない)。

まぁ、実は今年の冬に実家から山椒の実生株を貰ってこよう、と言う話をしていたのに生えてきた、と言うなんとも言えない状況ですけど。

この2本はちゃんと育って欲しいですね、いろんな意味で。

キンカンの虫付が悩ましい

次はキンカンの話。

話には上げていませんが、定期的に虫食いや変形した葉、病気が無いかチェックをしています。薬をまいてるわけでもないのでどうしても虫が付いて仕方がありません。

一応虫食いか何かで変形した葉は気付いた時点で取り除いているお陰か、大きなトラブルまでは至らないのが救いです。

なんですが最近、やけにアゲハを見かけたので嫌な予感がしてたんですけど、どうしてもこうなるものなんですかね。かなり卵を産み付けられてた様で、幼虫だらけになってました(幼虫はぼかしました)。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 キンカンの葉と幼虫

で、下の方にある白い点は卵です。拡大するとこんな感じ(幼虫はぼかしました)。

実生のキンカンを育ててみる その7 桜(ソメイヨシノ)の挿し木のその後のその後 キンカンの葉と卵

この卵、ツメでひっかいても変形すらしません。かなり丈夫な様で、思ってた以上に堅いのでちょっとびっくりしました。虫に触れない人はこれもダメなのかなぁ。

おわりに

キンカンは順調に育っているものの、最初に発芽した分がそろそろ3年目なのでもしかしたら花が付くかもしれません。でも手入れしてないし、大して期待しないでおくつもりです。

また桜も植え替えが春先だった気がしますがそろそろ調べておかないと行けませんし、秋になるので色々と植え替えやお礼肥等の事もやらないといけません。

他の事も色々あるし、今年の秋はやる事が多くて大変そうです。

桜(ソメイヨシノ)を増やすのに挿し木をやってみた 経過その3」に続きます。

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Posted by たーさん