SH-02Gを分解してみた
2014年のシャープ製のスマートフォン。ディズニーモバイル端末ですな。
元になったのはSH-01GでSoCはスナドラ800、あのXperia Z3 Compactとほぼ同じ性能の端末でした。
ちなみに回線はdocomoのMVNOで妻が使っている端末です。
今回なぜか分解する事になったのでちょっとした雑感を残したいと思います。
ちなみに直す訳じゃないです。ただの興味本位。
やってみて感じたのは「コストかけすぎ」という点。
なんで背面パネル外したらまた背面パネルがあるんだよ。
化粧パネルでWi-Fiのアンテナを隠して設置した様な感じだけど、どうにも贅沢。
で、2つめの背面パネルはネジ止めされてるけど3種類のトルクスネジ使ってる。
しかもワッシャー付き。
もうね、アホかと。バカかと。
どうしてこんな設計なのかが本気で理解できない。
さらにネジ受けには一部金属ナットをはめ込んでるし。
一体何を目指しているんだろう。
続けて2つめの背面パネルも外した結果。
USB端子からの電源供給とメインボード、SIMとmicroSDスロットが全部別の基板なの。
同時期のXperiaばらしてるけどもっと基板も配線も効率化されてたけどなぁ。
なんか2000年位のMDというか、「高密度実装した家電でござい」的な設計とでもいうか、かなりな違和感を感じた。
どうにも効率化って観点は感じられなかったなぁ。
言うなれば日本国内向けに予算を使い切ろうとあえて高コスト端末を作った感じ。
でもかなり丈夫だったのでその分落としても壊れにくいんだろうとも思う。
中古だと端っこ壊れてる弾がそこそこあるみたいだし。
しかし一事が万事って訳でもないが、こんな物作ってたならそら潰れるよシャープ。
あんだけ作り込んでたらコスト高すぎて価格競争に全く対抗できないじゃん。
もしかすると既に技術者がいなくなってたのかもしれないなぁ、なんて事を思った。
まーそんなん言いつつも家電メーカーの中だとシャープが一番好きなんだけどね。
外資のお陰で昔のよく分からないニッチな商品やなんかコレジャナイ感のある商品とか復活してきたし。
後は三洋が復活すれば面白くなりそうだけどどうだろうね、ハイアールさん。
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