新サクラ大戦 1人目クリア時点での所感

2020年1月14日ゲーム関連PS4,ゲーム,新サクラ大戦

新サクラ大戦についての記事です。

前回「新サクラ大戦 第5話まで終わった所での所感」の続きですが、 やっとクリアしました。

「ドラマチック3Dアクションアドベンチャー」というゲームジャンルからすれば善し悪しどちらもあります。

特に楽曲と歌は最高ですね。素晴らしいです。特にオープニングは1作目から続けて聞くとものすごい事になります。これだけでも出てくれて本当に良かったです。

ですがそれ以外は「悪い」よりの点が圧倒的に多く、どうにも楽しめませんでした。

1人目クリア時点の今は「中古半額やPlayStationストアのセールで買えばいいレベル」でフルプライスでの購入は進めにくいのが率直な所。

本当にどうしてこうなったんだろう、期待値が高すぎたのかなぁ。

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1人目クリア時点での所感

「ドラマチック3Dアクションアドベンチャー」というゲームジャンルから想像した、全部勝手な私見な点である事をご承知の上でお読みください。

システムについて

3Dキャラクターが3Dマップを走り回るスタイルですが、やはり最後までなぜ3Dなのか疑問です。

スマァトロンにイベントアイコン付きでマップ表示、そこに行けばイベント発動のスタイル。

わざわざマーカー出すなら2Dマップで自動的に移動する方が時間掛からないのでよっぽどいいです。

3Dにするならキャラの位置だけ表示、近づいたらアイコンがキャラの頭上に出ているとか、マップ内のオブジェクト(例えばテレビの前で○押すと付いたり消えたり等)のリアクションがある、それならわかります。

3Dマップだからこそプロマイド収集が出来るのかもしれませんが、逆に3Dマップにする意味を持たせる為に追加した印象があります。

やってる事は2Dマップの時と同じで、3Dにした分余計な手間が掛かるだけです。

なぜ3Dを採用したのかはクリアしてもよく分かりませんでした。

バトルパートが3Dだからアドベンチャーパートは2Dでもタイトル詐欺にならないと思うんですけどね。

シナリオについて

途中から録画禁止およびネタばれ勘弁になった理由は分かりました。なので尊重して具体的な内容は伏せたいと思います。

全体を通じての感想は「色々とテンプレかつ惨い」「誰がこの内容でGoサインを出したのか」という2つにまとめられます。

「色々とテンプレかつ惨い」のは序盤にある上海亭での炒飯のイベントを例にします。受け狙いだったのでしょうが、タイミング的に全く笑えないんです。

一話の後半で散々馬鹿にした後、 実力も行使されて和解もしていないのに、なぜか二話の冒頭で仲良よさそうなイベントが発生します。

全体的にこんなイベントが多く、積み重ねておくべき過程なくイベントが起きるのでプレイヤーの私は置いてきぼりにされました。

もう急に始まるイベントを「ぽかーん」と見て、「あぁそういう事で行くのね」と白けつつ把握する出来ませんでした。

終盤入る所はちゃんと盛り上がりそうだったのですが、そこがピークです。

風船を膨らませようとしても肺活量が足りなくて膨らませられなかった様な感じですね。

「ドラマチック」はどこ行った。

バトルパートについて

意地悪な敵もギミックもなく、回復も大量に出てくるのでクリアさせるのが大前提の難易度です。

敵の種類も少なく、行動もパターンはほぼ1種類。殲滅させたら次のステージに移動、なのであまり悩むこともありませんでした。

最終的にはジャスト回避からコンポ入力、殲滅したら一本道の奥に移動するだけの作業と化します。なので何回か寝オチしました。

機体による攻撃の変化は近距離型か遠距離型で別れています。さらに同じ近距離型でも攻撃範囲と速度が変わるのでそれなりにクセはありました。

ただほとんどの場合はシナリオでは僚機が固定される事もあり、この機体による変化は華撃団大戦といくさちゃん位です。

それに変化はあるのですが、誠十郎機のバランスが良すぎて他の機体はほとんど使わずじまいでした。

ですがバトルパート一番の問題はロックオンが無い事です。どうして付けなかったんでしょう?

ロックオンがあればバトルパートに不満はまず無かったんですけどね。

余談ですが、ギャルゲーとACTでふと思い出したのは古いゲームですが、PS2の「バルドフォースエグゼ」です。

元々はPCの18禁ゲームでしたが、人気があるのでPS2に移植されたタイトルです。

PC版をプレイしましたが、ギャルゲーかつACTゲーとして成立していた記憶があります。

ストーリーだけなら遠距離攻撃でなんとかクリア、という感じで難易度は高めでしたが、ゲームコンセプト的にも違和感は無かった記憶があります。

全体的にまとめてみる

シナリオ酷い、システム微妙、バトルパートはまぁ妥協、というなんとも言えない評価です。

他のレビューでは「続編ありきっぽい」とか「手探り」「様子見」という物をチラ見しましたが、今となってはなんとなく言わんとする事は理解できます。

なんですがこのクオリティで出す事を決めたのは誰なのでしょう?気になる点を大別すると

  • キャラクターの性格と行動が噛み合っていない
  • イベントのタイミングが無茶苦茶
  • 過程を描いていないので関係性の変化が突発的すぎる

という3つにまとめられました。

  • なぜ真っ直ぐなキャラクターが楽しそうにいたぶっているのでしょう?
  • なぜ険悪になった後すぐに仲の良さそうなイベントが発生するのでしょう?
  • なぜちょっとバックボーンを知られただけなのに全面的に信頼してしまうのでしょう?

もうこんなのばっかりです。こんな事が繰り返されるので惰性でクリアしました。

というかサクラ大戦ってこんなクオリティでしたっけ?

あの当時、このクオリティで発売されたら人気出ませんでしたよ?

おわりに

とりあえず1週目で1キャラ終わったので2キャラ目に行こうと思います。

2週目はほとんどのイベント(キャラ同士の会話すら)スキップが出来るのでかなりペースが上がりそうなのが理由です。

またクリアしたので「新サクラ大戦」についてスタッフや完成までの背景(というかWikipedia)を見てみることにしました。

なんとなくですが、こうなったのはプロジェクトとして色々な展開を考えたら大きくなりすぎて、スケジュールありきになった結果かなぁと思えてきました。

ゲームがこれじゃアニメが盛り上がらないと続編ダメそう、という気しかしてきません。

次はバトルパートで天晴とる方法でもまとめようかなぁ。

新サクラ大戦 放置した上に挫折したので終わらせます」に続きます。

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2020年1月14日ゲーム関連PS4,ゲーム,新サクラ大戦

Posted by たーさん