ねこあつめのセーブデータを移行する方法(HeliumじゃなくADBを使うよ)その3
力尽きまくってる
「ねこあつめのセーブデータを移行する方法(HeliumじゃなくADBを使うよ)その1」と
「ねこあつめのセーブデータを移行する方法(HeliumじゃなくADBを使うよ)その2」の続き。
やっとバックアップとリカバリの話に入る。
バックアップ方法
今回はAndroid4.4の端末からバックアップを取るので、古いadbを利用します。こんな感じの操作です。
[バックアップの取り方]
- 古いadbでスマホを認識している状態にする
- 「adb backup -f neko.ab -noapk jp.co.hit_point.nekoatsume」とコマンド入力
- スマホ側でパスワードかけるか聞かれるのでパスワード欄を空欄のままOKを押す
- そのまま放置する
- コマンドプロンプトの画面が入力できる状態になったらバックアップ終了
いくつかバックアップの注意点を。
パスワードの扱い
バックアップ取る際のパスワードは4.4だと不要です。でもバージョン上がったり、暗号化を実施している場合は必須になります。
スリープモードへ移行しない様にする
バックアップを取ってる最中はスマホの画面は表示させたままにしてください。自動で画面が消えたらバックアップ中断されました。
保存先に注意
今回の作業ではバックアップをadbコマンドのある場所にファイル名「neko.ab」で取得しています。
パスを通している場合は手動で保存先を設定する方が安全にですが入力するのが面倒でが、今回の様にパス通してないとその手間が省けるので楽だったりします。
大体3年近くプレイしているデータでは90MB近くになりました。結構デカい気がします。
このサイズでAndroidって事を考えるだけでメーカーもイヤになるでしょうね。
レストア方法
今度はAndorid7のスマホにリカバリを行うので最新のadbを利用します。
バージョンの関係でバックアップに使ったadbではリストアできません。
なので先ほどのコマンドプロンプトは終了し、そして新たにコマンドプロンプトを起動して下さい。
起動したら最新版のadbのある場所に移動しておきます。大体こんな感じの操作です。
[リカバリのしかた]
- 最新版のadbでスマホを認識している状態にする
- 「adb restore neko.ab」とコマンド入力
- そのまま放置する
- コマンドプロンプトの画面が入力できる状態になったらリカバリ終了
いくつかリカバリの注意点を。
前もってゲームを遊べる様にしておく
「場所がない」とか言われかねないので先にアプリをインストールして動かし、セーブデータまで作っておくと安全です。
バックアップファイルの保存先に注意
前述の内容とかぶりますが。
最新版のadbがある場所に先ほど取ったバックアップを移動またはコピーしておく必要があります。
でも移動してからこのコマンド入れれば終わりなので、保存はしやすい所にしましょう。
また移動してない場合は「neko.ab」の部分にファイルのある場所までのフルパスを書く羽目になります。
おわりに
一応これで移行は完了です。お疲れ様でした。
同じ様な方法で他のアプリもバックアップ可能だと思います。
Androidのバージョンをまたぐ移行作業はこのパスワードの有無によってツールが変わる、って点が一番面倒なところじゃないかと思います。