宅建士試験の勉強にユーキャンの通信講座を選んだ理由
今年、唐突ですが宅建士試験を受ける事にしました。
試験を受けるにあたり、教材として通信教育の代表格であるユーキャンを選んでいます。
以前から宅建士の資格を取ろうと思ってはいたのですが、具体的に取る為の行動までには至っていませんでした。ですが今年ついにやりはじめる事にしました。
今回は始めるに至った経緯やどういう形でやっていくかをまとめてみたいと思います。
(2019/11/28追記)
無事合格する事ができました。「宅建士試験の関連記事まとめ」として関連記事をまとめています。
まずは宅建士について
まずは宅建士という資格について。
以下はユーキャンのサイトからの抜粋ですがこんな資格です。不動産取引を行う上で必ず必要な資格になります。
宅建士(宅地建物取引士)とは?
宅建や宅建士とは「宅地建物取引士」の略称で、国家資格にあたります。そして、この宅建士になるための資格試験を「宅建試験」といいます。宅建士とは、「宅地建物取引業者」で働く従業員をイメージされると良いでしょう。宅地建物取引業者とはいわゆる不動産会社のことで、土地や建物の売買、賃貸物件のあっせんなどを行っています。不動産取引はとても高額です。お客様の多くは不動産に関する専門知識や売買経験がほとんどないため、不当な契約を結んでしまうと思わぬ損害を被ることがあります。そのようなことがないよう、お客様が知っておくべき事項(重要事項)を説明するのが宅建士の仕事。そして、重要事項の説明をお客様にできるのは宅建士だけです。宅建とは、不動産取引の専門家を示す資格、といえるでしょう。
宅建資格を得て宅建士の仕事をするためには、まず宅建試験に合格し、合格後は試験開催地の都道府県知事に対して登録手続きを行い、取引士証の交付を受けることが必要です。しかし宅建試験の合格率は低く、例年15~17%台となっています。難易度が高いため、合格するためには専門的な勉強が必要です。独学で受験する方もいますが、専門的な勉強が必要であることから、専門学校や通信講座を利用する人が多い傾向にあります。
そして不動産の営業所では、従業員5名につき資格者が1名必要と定められています。
つまり不動産業では絶対に必要な資格になります。
宅建士の勉強を始めた理由
一番大きな理由は転職の為です。給料上がらないし休日ないんですもの。
人数がいない事もあり、平社員の私に
「(条件は今のままで)役員になってくれれば労働者の義務与えなくて良いんだけどなぁ」
とか恐ろしい事を何度も言われています。超絶ブラックですね。逃げ出す為の道具が欲しいんです。
とっとと辞めて次を探す事も考えました。
ですが収入の無い事は過去の経験からも相当辛いものがあり、無職になってからの転職活動はとにかく避けたい事でした。
本当に「金が無いのは首が無いのと同じ」を実感したのもその時です。
失業保険だって貰えはしますが、無くなるのが分かっている物です。残り日数のカウントが減っていくのもかなりの恐怖です。
あれらはもう二度と味わいたくありません。
それに平日は平均12時間勤務が当たり前だった現職が、最近では開店休業状態まで業務を抑えられる様になりました。
この状態を上手くキープしつつ、転職先を見つける為にも資格をとろうと短絡的な思考になりました。
そしていくつか調べた所で法学部だった事も手伝い、なんとか取れそうな宅建士の取得を目指すことにしました。
宅建士の勉強方法あれこれ
指定された範囲の勉強をして、年1回の50問の試験で上位15%が合格する、とシンプルな資格試験です。
とは言っても勉強しないと合格なんて不可能なので色々調べてみました。
実はこの時点で「法学部生だった学生時代に取っておけばよかった」と激しく後悔しています。
というのも勉強する法律が増えてたりと、士業に格上げされて難しくなっている事が分かった為です。それに暗記も若い頃の方が楽ですし。
ただ当時、今ほど真剣に勉強したかと聞かれれば疑問符が付きますのでどっちもどっちなのかもしれませんね。
そうやって調べていくうちに勉強方法はとても悩みました。
独学は限界でした
というのも以前、過去問をやるだけの独学をした事がある為です。
当時、解いていても○×クイズを解いている様な気分でした。それに解説を読んでもなぜそうなるのか理解できないので頭に入ってきません。とても勉強している気分ではなく遊びの延長でした。
遊びですから飽きたらやらなくなる訳で、その方法では1ヶ月程度しか持ちませんでしたし。
さらに今年は民法が改正されたりと法律自体が変わっています。
ネットで調べたオススメの参考書を本屋で立ち読みも試しましたが、どれも大事なポイントがどこが分かりにくく、全体的に読みにくくてピンと来ませんでした。
結果、独学は諦める事になりました。
専門学校と通信教育で比較検討
そして出てきたのは専門学校と通信教育です。
一番良いのはLEC等の専門学校なのかもしれませんが、費用や時間の問題があるので早々に除外。
そうなると通信教育ですが、教材が思った以上に色々あって値段もピンキリ。
教材もサンプルなどもなく試せないので、どれが一番良さそうなのかも分かりません。
いくつか比較・検討した結果、ユーキャンの通信講座で勉強を初める事にしました。
理由はいくつかあるのですが、主な理由はこの3つです。
- 安い(そもそも安いし、教育訓練給付も受けられる)
- 利用者数も合格者数も多い(ちゃんとやれば合格できる事が分かる)
- 昔からあって評価も悪くない(ダメなら悪評しか無く既に無くなってるはず)
ユーキャンの通信教育で勉強開始
やはりこういう定型的な勉強は独学よりも教材使う方が楽だなーと感じています。
試験のポイントを押さえたテキストですし、内容的に不満はありません。分かりにくいとかもないし。
ただ暗記科目でしかないのでどれだけ繰り返し行えるかが大事なのでしょうね。自分がどれだけ勉強する意思を持ち続けられるかもかなり大切な点だと思います。
現状説明通りに勉強は進捗していますが、頭に入っているかどうかはものすごく怪しい状況です。
試験はまだ先だからそこまで気にする事も無いと思いますが、やっぱり気になる所です。
自分の理解度を確認する為にも勉強した内容は定期的にまとめたいと思っています。
おわりに
申込時にもらった資料だとユーキャン受講者の半分が合格と書かれています。
よくよく見るとサイト記載の情報でと平成28年度試験全体の合格者は30,589名で受講者は1,534名が合格となっていました。果たしてコレが多いのか少ないのか全くもって分かりません。
それに通信教育だと申し込んだがやらない人も一定数いらっしゃる様で、あまり数字に意味は無いのかもしれませんね。
手元に届いたテキストは「この通りに勉強すれば取れそうだ」と思わせる内容になっていました。今年いっぱいは真面目に勉強したいと思います。
「宅建士試験の模試受けたら失敗ってレベルで自信喪失するハメに」に続きます。