新サクラ大戦 第5話まで終わった所での所感
新サクラ大戦についての記事です。
スタートから比べるとこの時点で結構変わってきたので、1人クリアした後だとさらに印象変わりそうだけど。
さておき、前回「新サクラ大戦はじめました(そしてファーストインプレッション的なレビュー)」の続きです。
全体としては「新サクラ大戦 まとめ」にまとめています。
3話までの所感(2019/12/24記載)
発売を知ってから、実際にプレイして最初の記事を書いた頃までは
アクション > AVG(ギャルゲー) > バトル(アクション)
といったゲームのつもりでいたんです。でも話を進めるにつれ
こいこい > 3Dマップ移動 > 微妙な色々 > バトル(アクション)
という印象になっています。
とりあえず現状では「こいこい大戦」が一番楽しい事だけが確かです。なんでこんなに微妙なんでしょうか。
メモの量がすごい事に
こういうギャルゲーで遊ぶ時、昔からのクセで気になった所のメモを取る様にしています。
後で振り返りやすくする為に書いていて、まとめやすくもなるので結構重宝する方法です。
書き方は一つ気になったら事で1行書く、という形で箇条書きにしています。なので気になる点が多ければそれだけ量が増える事になります。
今回の『新サクラ大戦』は本当に(悪い意味で)気になる所が多く、全八章のうちの第三章時点で既に100行超えました。
1本のゲームで書く量の半分を既に超えています。正直ここまでの量になるとは思っていませんでした。
ちょっと目にした評価でもネガティブよりな物を多く目にするのもよく分かります。
というか、皆期待しすぎたのかもしれません。あれだけ煽ってて期待しない訳ないんですけどね。
今はもうクリアする事が目的になっていて全体的になおざりになってきました。
5話までの所感(2019/12/27記載)
5話からはネタばれ禁止区域との事なので、一端ここまでをまとめておきます。
まとめると言ってもストーリー的な所は触れる気がないです。問題はシステムにあるので。
バトルシステムについて
ロックオンないのは致命的かも
やっぱりどうしても気になる点。ロックオンないとやりにくくて仕方が無いです。
動きの速い敵や大量の敵がいるからロックオンは辞めたのかもしれませんが、上空の敵への対処がやりにくくて仕方が無いんですよ。
ロックオンが難しいなら、カメラがある程度キャラクターの動きに追従してくれるだけでもよかったんですけどね。
どうしてつけなかったのか、どうして手動のみなのかは知りたい所です。
キャラクターの切替に意味を感じて無い
今作のバトルパートではL1を押すと僚機と切替が出来ます。
各機体ごとに攻撃方法やモーション、範囲が違うのでそういう意味での楽しみはあるでしょう。
ですが基本が「周囲に寄ってくるザコをいかに効率よく、手っ取り早く倒すか」というゲームなので、範囲攻撃がないと使いにくいです。
また遠距離攻撃の機体だと殲滅力が低く、敵の攻撃を喰らうとノックバックかダウンする事ばかりなので、壁役か距離がないと攻撃するのも一苦労です。
結果、一番バランス良い範囲攻撃を持った誠十郎をメインで使い、調子に乗って瀕死のダメージになったら僚機に切り替える、という形になりました。
オートパイロットに切り替えると、ダメージ大して喰らわずいつの間にか回復もしてるんで便利です。
バトルパートお手軽攻略法
と文句だけ書いても仕方が無いので。お手軽な攻略法です。大体これで乗り切れます。
使うのは誠十郎の無限で、以下のパターンで戦えばまず勝てます。
- 地上の敵:敵の背後に回り込んで○と△、を繰り返す
- 空中の敵:ジャンプして△で墜落するので、その後は○連打
- デカい敵:適当に攻撃
ちなみにR1の回避は余り使わない方が手早く終わります。
タイミング良く回避が決まると敵へ一方的にダメージを与えられますが、ロックオンがないのでうまく回避したけど敵がおらず攻撃できずに終わった、がよく起こりました。
さらに攻撃モーション中には回避できませんし、敵は基本的に怯まないので相打ちの場合はダメージ入るのが確定です。
なのでR1は回避で使うよりもショートダッシュで背後に回り込むのに使い、○と△で攻撃したらR1で移動、また○と△、という形にするのが一番手っ取り早く敵を倒せます。
アドベンチャーパートについて
3Dモデルについて
造詣はいいんですけど、演技をしてくれません。これが全てをぶち壊している原因だと思っています。
決められたモーションをなぞっているだけなので、その場にそぐわない動きになっている所が多すぎます。
さらにただのモーションなので声の演技と動きの熱量差でチグハグな事もしばしば。声だけ聞く方がよい所も多いです。
特に目線がおかしいんですよ。例えば 身長差のあるキャラクター、さくらと誠十郎が会話するシーンとします。
本来なら少し誠十郎の身長が高いのでさくらの目線は顔の方、多少の上を向くはずです。 でもなぜか真っ直ぐに胸元を見て会話しています。
全体的にこんな感じで進んでいきますので中々辛い物があります。
イベントについて
このゲーム、3Dモデルで操作するのでイベントも3Dモデルが動くと思っていました。実際に一番最初のイベントはそうでしたし。
3Dモデルの動きのほか、アニメでイベントが進行することもあります。
このアニメパートは3Dモデルの延長な感じもあり、この手の演出は多いので気になりません。
さらにイベント絵でイベントが進行する事もあります。これがくせ者です。
キャラクターがアニメ、3D、2Dと微妙に異なる絵柄で出てきます。
その結果、「あれ、これだけだっけ?」「あぁ○○か、さっきと絵が違うなぁ」「あれ?こんなだっけ?」の様な雑音が入り物語への没入感は全くなくなりました。
さらにどういったシーンにはどの方法を使う、というルールも特にない様なのも拍車をかけた様です。
もしイベント絵も出すのなら、イベント絵はデフォルメキャラにするべきだったでしょう。コミカル(西買ったであろう)シーンで使われている事も多かったですし。
ですが正直な所、昔ながらの背景と立ち絵の方が良かったですね。マップ移動という余計な事もないし、こんな余計な混乱もしないで済むんですから。
これもどうしてこんな謎な仕様になったのか、どこかで語って欲しいものです。
おわりに
配信可能なのでネタばれのお願いをしてるのでしょうが、やはり関係なくネタバレしてる所も多いですね。
個人的には「それ位は一応守ってやれよ」と思いますけど、でも「最後まで見るために時間かけてやるべきか?」と聞かれたら「No!」って答えますけどね。
もう一個気になる点もあるのですが、それはクリア後にまとめたいと思います。後は良い点も探しておかないと。
さておき。所々で挿入されるアニメパートの出来や声優陣の演技は良い感じなので、(話次第ですが)アニメには期待してもよさそうです。
それと今作全体ではアニメパートと声優陣の演技はかなりのハイクオリティだと思ってます。
「新サクラ大戦 1人目クリア時点での所感」に続きます。
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