実生のキンカンを育ててみる その1 タネを手に入れよう
妻の好物にキンカンがあります。
気がつくとテーブルに出ていて食べていましたが、おいしいけど種の多さが気になる果物でした。
そんな種を眺めていたら、子供が思う様な事が浮かんできたんです。
「植えて育ったら買わなくていいよね」って。
調べて見たら「実生」という事で実がなるまで成長させられる様です。
という事で実際に私も育ててみることにしました。
またキンカンやサクラ等の園芸関連の記事を「園芸関連のまとめ(サクラの挿し木やキンカンの実生など)」にまとめています。
まずは種を確保しよう
実を食べる。種を出す。シンプルですね。
包丁だと種自体も切ってしまう事が多いので、半分に割ってほじり出すよりも食べて種を出す方をオススメします。
また大体の種は果肉が付いていると成長しない様です。なのである程度溜まったら水洗いしてやるといいと思います。
今回は洗った後に「メネデール」という薬品に一晩付けてみました。
これは人間で言うドリンク剤らしいです。
挿し木用に買ったのですが、種を一晩浸しても効果があるそうですのでやってみました。そして引き上げた後は自然乾燥させています。
乾かす事の善し悪しは諸説あってよく分からないのですが、とりあえず利便性を優先して乾かすことにした結果がこちら。
割れてる種があるのは、食べた際に間違って噛んじゃった物です。多分芽は出ないと思います。
それとたくさんある様に見えますが、これだけあっても市販の野菜の種の様に発芽率はあまり良くありません。
なので全滅もあり得そうなのが恐ろしい所です。
種をまく物を考えよう
次に種をまく物、つまり土と鉢が必要です。
土も諸説ありましたが、大体は「何でもいい」という説明だったので一般的な野菜用の培養土を利用する事にしました。
次に植える鉢ですが、卵パックがいいらしいです。
1粒ごとに植えられるし、覆われることで温室的な効果や保湿にも効果があるのでしょう。
ですが今回は数がこれだけあるので、卵パックにするといくつ必要になるか分かりません。
そこで
- 無料または安価
- 日光が通るよう透明な蓋が付いている
- 水抜き穴を作る加工が容易
- ある程度丈夫
- 水の受け皿も用意できる
- ある程度のサイズで深さもある
という条件を満たす物を探してみた所、ダイソーでちょうどいいものが。
お弁当等で使えるフードパックです。先に挙げた条件すべてを満たしています。
土も植える物も確保しましたし、時期的には3~5月だそうなので次の休みに種をまく予定です。
かれらの先輩
と書いてきましたが、実は実生のキンカンは既に育て中だったりします。
これで4年目になる所です。
ちゃんと手をかけてない事もあり、花もまだですしちょっと細めですが、しっかりと育っています。
これに負けない様にちゃんと芽が出るといいなと思っています。
おわりに
順調に育てば連休明けくらいには芽が出てくるはずですがどうなるかは謎です。
ちなみに今回育て始める物はある程度成長したら親族に譲る予定になっています。
「実生のキンカンを育ててみる その2 タネをまいた」に続きます。
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