宅建士の登録実務講習についてここまで受講した感想まとめ
「宅建士の登録実務講習について基本的な事を調べました」の続きです。
実際に受けてる今現在、どんなものかっていう内容や感想についてまとめています。
(2019/11/28追記)
無事交付まで終わりました。「宅建士試験の関連記事まとめ」として関連記事をまとめています。
まずは申込から
私は不動産流通推進センター(https://www.retpc.jp/)の登録実務講習を受ける事にしました。
前回でも触れましたが、ここを選んだ一番の理由はスクーリングの日程と場所でした。
ほかにもある程度総括的な形で学びたいと考えた事もあり、こういった業界団体なら内容がまとまっている気がした事も選んだ理由です。
申込の手続きはオンラインで可能です。その際、宅建士試験の合格証の画像や写しを送る必要があります。
またスクーリングは2日間連続で受ける必要があります。一応1回は日程変更出来る様ですが、ある程度スケジュールが見えてから申し込んだ方がいいと思います。
手続き自体はすぐ終わるので受講料を振り込んだら申込は終了です。
なんですけど、今更ですが正気な所は他の所にした方が内容は楽な気がしています。
というのも試験の回答数と正答数はココが一番多いんですよね。よく見てなかった事もありますが、気がついてたら申し込んで無かったかもしれません。
テキストが送られてくる
申し込んで数日するとテキストが送られてきます。このテキストが思った以上に量もあり、しかも厚いです。テキストも数冊あります。
2日間のスクーリングの前にオンライン講習を受講します。
オンライン講習ではメインテキスト、ワークブックと資料集の計3冊を使用するのですが、他にも色々付いてきているので絶対量は多いです。
このテキストのうち、メインテキストは教科書の様な書き方です。そのまま素直に読むと眠くなるタイプです。
さらにスクーリング時に利用するそうなので現在ほとんど読んでいません。
ちなみにスクーリング時には付箋紙があるとスクーリングの最後にある試験時、参照するのに便利だそうです。なので今はオンライン講習で出てきた所に付箋を貼っています。
ワークブックと資料集は実際の業務で利用する様な書類と資料をまとめた物になっていました。これらを使って業務同様に書類を作成させる形になっています。
一応架空の物になってはいますが、実物と変わらない書式です。普段こういった書類を目にしない事もあり、これだけでもかなり新鮮でした。
そしてイントロダクション
このイントロダクション、不動産業とはどんな仕事なのかを教えてくれる動画を見る形です。
この動画は不動産業に就業して間もない新人の姿を通してどういった業務があるのか、どんな所に注意するのかを2時間のドラマ仕立てで見るものです。
まずパソコンは事務所に1台です。カメラもフィルムカメラの一眼レフ、しかもフィルムはレバーで送るタイプ。携帯電話もありません。固定電話のみでコードレスですらありません。
登場する方々(特に女性)の衣装やメイク等々、様々な物がバブル期終盤の様な感じなので相当使い続けていそうです。
それでも時代に合わせる為か、法改正に対応する様に所々で注釈が入ってきます。
ただこの注釈も結構な頻度で出てきますし、解説も抑揚ゼロでボソボソ声なので何言ってるのかよく分からないんですよね。
個人的に一番刺さったのは登場してくる女性の友人父でした。「娘の遊びがひどくて金がなくなったから不動産を手放すので相談したい」という設定です。
色々とツッコミ所の多いドラマでしたが、色々と面白かったので機会があれば是非見て頂きたいと思います。
本番のオンライン講習
こちらは全18章の構成で順番に見ていく事で不動産売買の基本的な手順が分かる様になっています。
ただこれも古いものをベースに修正している様です。似た声質ですがナレーターは2人います。途中で声とボリュームが変わるんですよね。ある程度で作り直してると思うのですがなんとも変な感じです。
またこの章立てで進んでいく講習ですが、動画の長さがかなりまちまちです。3分以内に終わる章があるかと思えば、30分以上かかる章もあります。もう少し内容をまとめて頂けた方がいいのかなぁ、と思います。
そして現在、オンライン講習を進めていますがテキスト、ワークブック、資料の3つを見ながら進める事になります。
そこそこ紙の本や資料を広げる形はなんとも学校を思い出しました。
おわりに
とりあえずオンライン講習は18講座中、12講座終わった状況です。
正直な所、繰り返しですがOJTの座学を受けている感覚でしかありません。
この登録実務講習を受け、資料を参照できる試験に合格すれば「2年相当の実務経験ありと見なせる」との事ですがまぁなんとも。
無資格の実務経験者が有資格の未経験者を下に見るのもなんとなく理解出来ます。
まぁそうは言ってもそういう制度ですから。がんばります。
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